Column
『海から山へ。司会の仕事で広がる世界』

先日は気仙沼で、水産DX EXPOの司会。
そして今日からは、和歌山へ。
気仙沼で「海」の最新テクノロジーを丸一日浴びたと思ったら、今度は「山」の最新技術を浴びに行きます。
こうして書いてみると、なかなか振り幅のある仕事です🤭
でも、私がこの仕事を好きな理由のひとつは、まさにここにあります。
司会という仕事を通して、自分の知らなかった世界を知ることができる。
今回は、そんな「海から山へ」のお話です。
気仙沼の「海」の今を知る一日
水産業をデジタルの力で変えていこうと、さまざまな取り組みが進む気仙沼。
遠洋漁業、沿岸漁業、養殖。
さらに、その先にある加工や物流まで。
気仙沼は、「海」を中心に、さまざまな産業がつながっている街です。
だからこそ、海で何かが起きれば、その影響は漁業だけでは終わりません。
加工にも、物流にも、地域の暮らしにもつながっていく。
そんな気仙沼で開かれた、水産DX EXPO。
昨年に続いて今回が2回目でしたが、会場は前回以上の出展者と参加者で、ものすごい熱気でした。
昨年の私は、船にStarlinkのWi-Fiが搭載されていることを知って、
「わぁ、すごーい!」
なんて驚いていたのですが。
一年経つと、もうその先に話が進んでいるんです。
通信環境があること自体ではなく、それを使って、世界の海を航海する船や乗組員の皆さんが、どんな課題を解決しているのか。
海の中の情報をリアルタイムで集め、それを漁師さんたちがどう活用するのか。
港の監視を、最新技術を使ってどう変えていくのか。
さまざまな企業が、それぞれの技術を持ち寄り、実証し、提案している。
そのスピード感に驚かされました。
昨年、会長がオープニングで話されていた、
「AI × 船頭の経験」
という考え方。
一年経って、それがどんどん具体的な形になっていることも印象的でした。
さらには、これまで産業として見ていた漁業そのものが、新しい観光やエンターテインメントにつながっていく動きまで。
朝9時の開会式から、夜の懇親会が終わる20時まで。
どっぷりと、現在の海、そして未来の海に浸かった一日でした。
そんな中で、特に心に残った言葉があります。
気仙沼市のデジタル補佐官、種子野さんのお話です。
これからAIやテクノロジーが多くの港に広がっていけば、技術を使っていること自体は、やがて特別ではなくなる。
では、何が違いになるのか。
その土地に積み重なってきた知識、知恵、経験。
そこにテクノロジーが重なることが、本当の強さになる。
そんなお話でした。
新しい技術だけではなく、長年現場に積み重なってきたものがあるからこそ生かせる。
これは、水産業だけではなく、いろいろな仕事に通じる話だなあと思います。
そして、海から山へ。
気仙沼で海の未来を見た翌日から、私は和歌山へ。
今度は「山」です。
11月8日・9日に和歌山県白浜町で開催される
「2026わかやま森林・林業・環境機械展示実演会」。
全国育樹祭の記念行事として行われ、最新の林業機械や技術が集まる大きな展示実演会です。
私は今年も、イワフジ工業さんのブースでMCを務めます🎤
実は、イワフジ工業さんとの出会いは昨年。
宮城県で開催された同じ展示実演会で、初めてブースMCを担当させていただきました。
そのときの私は、林業の知識、ほぼゼロ。
機械の名前も、業界用語も、知らないことばかりでした。
ところが。
二日間、会場にいるうちに、すっかり林業の世界に魅了されてしまいました。
山で働く皆さんの仕事。
森林を守りながら、木を育て、伐り、使い、また次につなげていくこと。
そして、それを支える大きな機械たち。
これがまた、カッコいいんです。
気仙沼の港に停泊している船のシルエットに萌える私ですが、林業機械にも同じものを感じてしまいました🤭
そして何より印象に残ったのが、イワフジ工業さんが長年大切にしてきた、山への思いと責任感、そして技術の高さでした。
知れば知るほど面白くなってしまった私は、ブースで台本にないことまで、どんどんマイクで話し始めまして。
熱量、ちょっと高すぎたかもしれません(笑)。
でも、その仕事を見ていただいていたのか、
なんと今年も、ご依頼をいただきました。
しかも、和歌山で。
「現地のMCさんではなく、また呼んでいただけるんだ」
そう思うと、本当にありがたいです。
知らなかった世界を知って、面白いと思って、その魅力を自分の言葉で伝える。
それが、次の仕事につながった。
司会者として、とてもうれしいご縁です。
海と山は、つながっている。
気仙沼には、
「森は海の恋人」
という言葉があります。
山や森を豊かにすることが、川を通して海の豊かさにもつながっていく。
海と山は、別々のものではないんですよね。
気仙沼で生まれ育った私が、海の最新技術を学んだあと、今度は山の最新技術に触れにいく。
考えてみれば、この流れも、なんだか自然な気がします。
海にも、山にも、長年そこに関わってきた人たちの知恵があります。
そして今、その知恵にAIやデジタル、最新の機械が加わって、新しい仕事の形が生まれている。
その両方の「今」を、司会という仕事を通して見られる。
ありがたいことです。
私は、もともと広くいろいろな世界を知ることが好きです。
ひとつの業界を深く研究している専門家ではないけれど、だからこそ、初めて知る人の目線で、
「これって、どういうこと?」
「何がすごいの?」
と考えることができます。
そして、自分が「面白い!」と思ったことを、できるだけ分かりやすく伝えたい。
それも、私なりの司会の役割なのかもしれません。
さあ、今日からは和歌山で「山」の世界へ。
今年も慣れない林業用語と格闘しながら(笑)、イワフジ工業さんの魅力を、しっかりお伝えしてきます🎤
イワフジ工業さんのInstagramには、実際に山で活躍する林業機械や、現場の様子もたくさん紹介されています。
大きな機械が木をつかみ、運び、山の仕事を支えている姿は、見ているだけでも迫力があります。
「林業機械って、こんなにカッコいいんだ」
昨年の私がそうだったように、初めて見る方にも、きっと新しい発見があるはずです🤭
興味のある方は、ぜひのぞいてみてください。
▶ イワフジ工業さん公式Instagram
https://www.instagram.com/iwafuji_official/
そして私もまた、知らなかったことをたくさん吸収して帰ってきたいと思います。
海から山へ。
仕事をしながら、自分の世界がまた少し広がっていく。
そんな時間を、今年も楽しんできます😊
